DAHONのメンテナンス珍道中~その2
こう記事として書き出してみると
そうでもない感じがしてくるのは、なぜ

というか、自転車ってシンプルなんですよね~
フレームにタイヤ、ハンドル、サドル
ディレーラー、ブレーキ取りつけて
チェーン、ワイヤーを引き回せば完成

迷走してもなんとかなっちゃうのが自転車
これが楽しいところかも。
それでは、DAHONのメンテナンス珍道中のつづきで~す。
珍道中その5:ダブルタップのシフターはばらしちゃダメ?
続いて、ダブルタップのシフターのお話。

何も考えずガンガンばらしてしまったので、
こんな状態です。

これは、これで問題ないようですが
なんと、ネジの種類が2種類

長いのと短いの
↑良い設計とはいえないですね~

これは、部品を見れば分かるので
よしとしましょう。
というか、後から取扱説明書を読んで分かったのですが
ここは開けちゃいけないみたいです。
写真中央の黒いネジを外して
そこからワイヤーを外したり取付るようです。

そんなことは知らずにばらしてしまい
かなり迷走にはまっていくのであった・・・
珍道中その6:シフターケーブルのセットって?
シフト用ケーブルもMIGNON用に買い置きしていた
SHIMANOのケーブルを使用します。

中身はこんな感じ。
↑こんな感じですすめちゃうところが・・・

インナーケーブルが2本
フロント用とリア用ですよね~

ところが、アウターケーブルは1本しかない!
しかも、1700mmってどういうこと

インナーケーブルは、2100mm×2本なのに・・・
どういうセットなんでしょうか

(1/19追記)
購入したのはロードバイク用セットです。
アウターケーブルは、シフターからトップチューブのアウター受けまでなので、
1700mmもあれば、フロント・リアとも十分な長さです。
ブルーの記事全般に言えますが、機材、パーツ等に問題はありません。
問題は、このブルーだけなんです。テキトーブログなのでご注意ください!

はい、もうここでやる気スイッチがOFFになりました。
・・・
・・・
・・・
このまま放置してもすすまないので
しょうがないです、
アウターケーブルを急遽買ってきましたよ~
赤はこれしかなかったので・・・
若干色味が違うんですが、しょうがない。
光沢があるきれいな赤でこっちが好きですけど。
シマノは朱色のようなちょっとくすんだ赤です。
多分、誰も気づかないでしょう。

じゃ~シフターをハンドルに付けるかと
シフターを持ってみると・・・
シフターのインジケーターが汚れてる!

またネジを外して、きれいにしてはめて。
このネジけっこう固いんです。
しかもプラスチック部品なので
何度もネジを締めるとバカになりそう。
実はこの後も、
インジケーターがずれていたり(トップなのに9表示)
で何回も繰り返しとなることにも・・・
やっぱり開けちゃダメなんですね~
珍道中その7:ケーブルの引き回しが・・・
アウターケーブルもそろったので
ケーブルを取りつけていきます。
これまた何も考えず取り外したので
引き回しは迷走に迷走です。
フロントギア、リアブレーキ、リアギアの3本は、
フレームの下を通して各部品に取り付きます。
フレーム下には3つのケーブル通り口があるのですが、
うまく重ならないように、スムーズに折り畳めるように
何回



なんとかBESTな通り方を見つけて
ケーブルも短くしました~

フロント側も、左右のカーブが対象になるよう
重なる順番を見つけました。

かなりスッキリしたケーブルの引き回しになって
満足満足


なんですが、準備をすすめているフロントバッグが取りつかない・・・
珍道中その8:リアディレイラーの調整
ケーブルの位置も決まったので、
最大の難関?のリアディレイラーの調整です。
結果からいうと何でもないことだったのですが、
もう泣きそうになりました。
ワイヤーの固定方法を見つけるまで
およそ2時間
ワイヤーを固定しては、カチャカチャ
ん~うまく変速しない
ワイヤーを外しては、カチャカチャ
写真は、リアディレイラーの下側から見たものです。
ワイヤーは、爪のようなものに引っ掛けて固定ボルトで固定します。
実は、爪に引っ掛けずに直接
固定ボルトで固定してたんですね~

固定ボルトは、ワイヤーに合わせて溝があるんですが
その溝と合わないのでおかしいとは思っていたんですが・・・
アバウトな設計なのかな~と、自分が正しいと思ってたんですね。
当然ですが、爪を通すときちんと溝と合います

SHIMANOは直接固定ボルトにつながるので
同じと思い込んでいたことが、問題あったのかも。
珍道中その9:インナーワイヤープライヤーは使いよう
MIGNONの経験が裏目にでてしまったお話です。
以前、ワイヤーの張り方が緩んでいて
だんだん変速がおかしくなったことがありました。
これで、とにかくピンピンに張らないといけないと
思い込みがありました。
そのため、秘密兵器を準備していたんですが、
これがまた迷走を助長したみたいです。
秘密兵器は、
インナーワイヤープライヤー
ケーブルを挟んで、てこの力でグッと引っ張る工具です。

これでガチガチに張ったワイヤーでは、
10→9→8と
最初の数段は変速するのですが
7~はシフターがガチガチで動かなくなるんです。
いい塩梅に張らないと全段変速しないんです。
この張り具合がディレイラー調整の一番のキモのような気がします。
結局は、ワイヤーの張り方でバッチリ調整できたんですが、
調整している本人は、
引き回しで負担がかかっているのか
シフターの中で引っかかっているのか
リアディレイラーが壊れたのか
もー分けわから状態です。
珍道中その10:フロントディレイラーの調整ネジが動かない
残るはフロントディレイラーの調整のみです。

写真では既にネジが外されていますが、
トップ側の調整をしていると
ネジが固く、回しても調整ができない状態。
手でトップ、ローに無理やり変速してみようとしても
ピクリとも動きません。

この調整ネジをグリグリ回しているとねじバカになってきました。
ヤベ~と思ったころには・・・
はい、ネジが曲がったーーー

長さは21mmぐらいなんですが
ちょうどよいのがなかったので
20mmのねじに交換して、再度調整。

短いネジでしたが、調整に十分な許容範囲でした。
こちらも、ワイヤーの張り方で迷走しましたが
なんとか調整完了。
ディレイラーの仕組みって
ネジで移動量を固定したりで意外と単純なんですね。
バネの力とシフターの移動量を決めればいいのかな。
もちろん最初に考えた人は天才

DURA-ACEと105は何が違うんだろうか?
DURA-ACEが気になる今日この頃です。
珍道中まとめ:教訓
今となってはなつかしい思い出

ばらしてから3週間という間は、大変でした・・・
本当にいろいろありました。
ここで、今回の教訓
・ばらす前の状態は一番の見本になる

・取扱説明書をよく読んでから実践しよう

・必要になった時に必要なものを買おう

・過去の経験はうのみにせずに応用しよう
長い時間、お付き合いありがとうございます


普通のことを特別に迷走しましたが
楽しいメンテナンスでした (o´Д`)=з 疲れた
これからは走りに徹しよう!
暖かくなったらね~

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